バンッ!!

ドアを突き破るかと思うほどの音を立てて、黒い男が入ってきた

セブルス・スネイプ教授
狡猾スリザリンの寮監で陰険根暗
ホグワーツで最も人気の無い先生ベスト1は教授の為にある様な物
特にもポッター君を目の敵にしてる


「解毒剤を作れ」
そういって教授は杖を振った
黒板に手順と注意すべき点が事細かに書きだされた

「始めろ」
相変わらずの不機嫌そうな顔をして眉間にシワが寄ったままゆっくりと生徒達の机を見て回る
あたしも急いで解毒剤を作る
黒板に書かれた教授の綺麗な字を眺めて順番を間違えないように



「Miss,シンジョウ」
「は、はい」

いきなり背後から掛けられた声に思わず驚いてしまった
後ろを見ると真っ黒なローブに身を包んだスネイプ教授・・・

「なぜその薬草を刻んでいるのかね?」
あたしの手には刻まれた薬草
黒板の手順にはそのまま入れろと書いてある

「以前読んだ本では刻んで入れていたので、そちらの方をやってしまいました・・・」
「ほぅ・・・何の本を読んだのだ?」
教授が鍋を良く覗くために近づいた
ローブに染み付いてる薬品の香りが、鼻腔をくすぐる

「図書館においてある『魔法薬の総て』という本でした」

そう言うと教授は考えるようにして鍋を見る
その顔が新鮮で、思わず胸がドキドキしてしまった

「良いだろう、君の判断の方が間違っていない。ハッフルパフに5点」
「えっ?あ、ありがとうございます・・・」

あのスネイプ教授から点をもらえた??
明日は嵐だ・・・