薄暗い地下室
ハッフルパフとレイブンクローの生徒が待つ教室に
勢い良く入って行く
温厚なハッフルパフ、勤勉なレイブンクローの性質からか
グリフィンドールやスリザリンの教室とは
決して似ても似つかない雰囲気を漂わせている
そんな雰囲気に少し心地良さを感じた
淡々と説明を話し
黒板に杖を一振りして生徒に板書を命じる
その時1人の黄色いネクタイをした女生徒が目に入る
ハッフルパフ寮4年、リン・シンジョウ
ホグワーツには数少ない東洋人
魔法薬学が最も得意で、常に良い成績を収めている
なぜか今日は、瞳にいつもの気力が無く虚ろな感じで・・・
どこか一点を見つめたまま動かない
左腕を右腕で強く押さえているのも、目に入った
その時隣に座っている少女に肩を叩かれハッと気付き
慌てて何かを掴んだ
鍋の色は・・・まだそれを入れるのには早過ぎるはずだが・・・?
だが、リンはそのまま鍋の中へ入れようとしている
スネイプは、リンの元へいつもは見せない顔で走った
そして・・・・彼女の左腕を、強く握った・・・