あぁ、なんて暖かいだろう
それに、なんかとても安心する香り
あたしの大好きな香り・・・
「ん・・・?」
リンは暖かい日差しの眩しさに目を覚ました
視界は一面真っ白いカーテンで覆われる
そして、すぐに医務室だと理解し、自分がベットの上で寝ている事に気付く
確か自分はドラコの前で倒れたはず・・・
しかもそこは廊下の暗い柱の影
自分の足でここに来てなんていない筈なのに・・・
リンはゆっくりと体を起こそうとする
倒れた時に打ってしまったのか、肘が軽く痛んだ
左腕に目を向けると、丁寧に巻かれている真っ白い包帯
きっと、ドラコが運んでくれてマダムが手当てしてくれたんだ
そう思い、ベットから足を下ろしてマダムへお礼を言おうと靴を履こうと動く
人影が背後にあった事も気付かずに
「Miss,シンジョウ、もう動いて平気なのかね?」
「!?」
カーテンを開けて立っていたのは
いつもの倍以上に眉間にシワを寄せてリンを睨むスネイプだった