「ス、スネイプ先生っ!?」
リンは靴を履こうとしたままの格好でスネイプに向かって叫んだ
だがスネイプは、そんなリンにを気にする事も無く、何も言わずに
ツカツカとリンの斜め前に立った
リンにとって、スネイプは今1番会いたくない人・・・
腕を払いのけ、授業を飛び出し
今まで一生懸命築き上げたスネイプの期待を裏切ったのだから
そう考えるとスネイプの顔が見られなくって、顔を背けた
今度はスネイプが俯くリンに向かって、スウッと息を吸い込み声を張り上げた
「何を考えているのだっ馬鹿者っ!そんな状態で、我輩の授業に出るな!!」
「っ・・・、申し訳ありませんでした、先生・・・」
涙が溢れそうになるのを堪え、声を絞り出して謝った
軽く舌打ちを打つ音が聞こえて
リンは、そんな小さな音にさえもビクッと震えてしまった
スネイプは顔を歪めてため息をつき、床に膝をつく
そうすると自然とリンの目線よりもスネイプの顔の方が下になった
そして、スネイプは小さな声で呟いた
「腕を出せ、」
「ぇ?」