授業も終わり、2人は廊下を歩く
その度に向けられる視線、小さく呟く話し声
リンは、今にも泣きそうになっていた

「・・・・はぁ、」
「もうっ!リンっ、元気出しなさい。時間が経てば皆忘れるわよ」

トンッとマリアはリンの背中を優しく叩く
リンは潤んだ瞳でマリアを見上げた

「だって!!この様子じゃ、きっと先生にも迷惑掛かってるっ・・・」

リンの顔はまた下を向いてしまった
マリア大きなため息をついた

「大丈夫よ!!
あのスネイプ教授が、たかが噂で傷付く神経を持っている訳無いでしょ」


マリアは明るく振舞う
それでもリンの顔は未だ上がって来ようとはしない・・・
その時、

「Miss,セレント、我輩を一体何だと思っているのかね?」
「「えっ!?」」

バッと勢い良く声のした方向に振り向いた
そこに立っていたのは、眉を寄せているスネイプ・・・
2人は顔を青ざめた

「悪態をつくなら、今後は場所を考える事だな。Miss,シンジョウ、着いて来なさい」
「・・・は、はいっ」

スネイプはそう言ってローブを翻し歩き始めた
戸惑った様子で、リンはマリアの方を何回も振り返りながら
スネイプの後ろを早足で着いて行った