薄明るいランプの光
壁を埋め尽くしてしまうような大量の本
部屋の隅の方に置かれている大きな机
その部屋の唯一のシンボルといっても良いようなソファ
リンはそのソファに腰掛けてキョロキョロと辺りを見回していた
言われたままに大人しくスネイプの後ろを歩き、着いたのはこの部屋
ほとんどの生徒が見た事も無いと言われているスネイプの自室
よくよく見れば、本棚と本棚の間にドアが2つあるから
きっと、ベットルームとバスルームがあるのだろう
「ホルマリンなんて無いじゃない・・・」
リンはボソッと棚の方に立っているスネイプに聞こえない様に小さな声で呟いた
散々噂されていたのは、大量のホルマリン漬けの存在・・・
なのに、そんなもの1つも見当たらない
リンはスネイプの自室の事を自分が初めて知ったような気がして
小さな優越感を覚えた
無意識のうちに、思はず顔も緩む
「何をにやけているのかね?」
「ぅわっ!」