不意に視界に現われたスネイプに、ついつい驚いてしまい
ソファから落ちそうになってしまった


「ぃや、あの・・・・・ス、スミマセン・・・」
スネイプの顔をチラッと見ると、思い切り呆れたような顔で
リンは恥ずかしさで顔を赤らめ、下を向いてしまった

スネイプはそんなリンに構わずに手に持っていた小瓶の蓋を開ける
そして手を差し出した

「傷跡を診せろ」

一言呟かれた声に、リンは顔を上げ目を丸くした
体は全然動こうとはしない

「薬を塗る」

そう言って、痺れを切らしたスネイプはリンの手を引っ張った
そしてローブを払いのけ、袖を捲くる
現われたのは傷口を隠している白い包帯・・・
スネイプはそれを優しく外すように手を掛けた

ハラハラと包帯が落ち、痛々しい傷がスネイプの視線に入った
スネイプはそれを無表情で見て、薬を手に取る
そしてゆっくりと、あまり痛まないように、優しい手つきで塗りこんでいく

「っつぅ・・・」
リンは顔を歪め、小さく声を漏らした

「我慢しろ」
そしたら途端に飛んでくるスネイプの声
リンは声を漏らさないように歯を食いしばる



「・・・・・・・・・すまなかった・・・」
「ぇ・・・?」

リンは痛みも忘れ、ただ耳を疑った