「ダ、ダンス・・・?」
「そうよ、リン!パートナーは誰にする!?」

マリアはキラキラと青い瞳を輝かせて、あたしを見た
その顔は恋する乙女・・・
意気揚々と頬を赤らめているその姿の可愛さに、引け目を感じてしまう

「誰って言われてもなぁー・・・、そういうマリアは?決まっているの?」


そう聞いた瞬間、マリアの赤かった顔が更に真っ赤に染まり始めた
トマトと同じ色といっても良い位の色だった
マリアは顔を両手で隠す

隠れきっていない耳は、未だに赤い


「そんな事より、問題はリンよ!!誰か誘いたい人は居ないの?」

マリアの言葉を聞いた瞬間
あたしは頭の中にスネイプ先生を思い浮かべた
でも、そんな事は絶対ありえない・・・

「・・・・良く分からないな・・・」

「パーティの準備もあるんだから、早く決めなさいよ?」
「ん、分かった」

正直、
パーティに出たいとは思えなかった
どうしようもない想いが、心に溜まっていくのを感じる


あたしは、
他寮の友達の所へ行こうと談話室から出て行ったマリアを見送ってから
外の空気を吸いに外に出た