「あの、ごめんなさい。ぶつかって・・・」
「平気だよ。気にしないで」
リンはおずおずとハリーに謝った
ハリーは笑顔でリンを見る
こんなに近くで話をする事なんて、2人にとって初めてだった
ついついドキドキしてしまう
「ねぇ、君って本当にマルフォイを断ったのかい?」
「・・・え?」
「「ロンっ!!」」
唐突に、今1番言われたくない話題をウィーズリー君に聞かれ
サッとポッター君の顔から目を離した
心の中にモヤモヤした気持ちが渦巻く
「あなたってもうちょっとデリカシーって物を持てないの!!?」
グレンジャーさんが声を上げた
ウィーズリー君はぽかんとした顔で、グレンジャーさんを不思議そうに見ていた
ポッター君は何も言わないけど、顔をしかめている
あたしはなかなか言葉を発する事が出来なかった
情けなくて目頭が熱くなってくる
「お前ら、リンに何してる」
「!?」
「マルフォイ!?」
そこに立っていたのはドラコとグラップ君とゴイル君だった