怖いくらい静かなホグワーツの廊下をリンは走る
外は真っ暗で、月の光が神秘的に廊下に光を差し込んでいた
もう少しで消灯時間になる
こんな時間に歩いている人はほとんどいなかった
だから、リンは特に回りを気にしていなかった
ドンッ
「キャ!」
「あっ、ごめんなさい!!」
だけど、リンは勢い良く人にぶつかってしまった
はっきりとは見えないけれど、スリザリンのネクタイをしている女の子に
「大丈夫ですか?」
「大丈夫な訳無いじゃない!一体だれ・・・・・・、あら?
シンジョウさんじゃない」
リンは自分の名前を呼ばれて驚いた
思わず相手の顔をまじまじと見てから、気付いた
彼女は、あのスリザリンの少女だった