「・・・・どういう事?・・・あなたスネイプ先生が好きなんじゃ・・・」

リンは戸惑いを必死で隠し、冷静な声で聞いた
真っ直ぐな視線を少女に向け続ける

「まさか!先生は先生でしかないわ」

少女はさも当たり前のように言ってのける

「ドラコは先生を尊敬してる。
だからあたしは先生をパートナーにする事を考えついたのよ」

「・・・・・・意味が、分からない・・・」
「あら、優等生さんなのに?」

クスクスと嘲りを含んだ声で少女は笑った

「先生のパートナーに・・・、先生に認めてもらえれば・・・、
きっとドラコはあたしを見るわ。あなたを見るように」

少女は一歩一歩リンの方へ近づいてくる

「あたしはドラコが好きなの」

腕を広げて、恍惚とした表情で、月の光を浴びた女優の様に美しく

「先生は、ドラコを取り戻すために利用しようと計画してただけ」

ゆっくりと口を寄せてリンの耳元で呟く

「あんたなんかに邪魔はさせない」

そして、少女は勢い良くリンの髪を掴んで勢い良く引っ張た
その衝撃でリンの体が後ろへと傾く
少女はそのままリンが倒れていけるよう、髪を手放す
リンは衝撃に身構えた


だけど、いつまでたっても痛みは来ない
その代わりに、暖かい人の感触と、ふわりと薬品の香りがする

まぶたを開けると、正面に少女の驚きに目を見開いている顔が見えた


「す、スネイプ先生・・・」

少女の唇は、確かにそう、呟いた